2024-03-26 10:50:42 更新

新築同様物件でも外壁塗装をやり直したほうがいいの?

新築同様物件でも外壁塗装をやり直したほうがいいの?
編集者プロフィール
輿石 雅志
1972年生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業。40万人以上の方が利用している国内最大級のマッチングプラットフォームを提供する外壁塗装に特化した無料相談サイト「外壁塗装の窓口」を運営。著書に「マイホームの外壁塗装 完全成功読本」(幻冬舎出版)。
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新築物件でも極稀に施工ミスと思われる箇所を発見してしまう事がありますし、新築同様物件であったとしても施工ミスが発見されないままに入居者が暮らし続けているという場合があります。というのも、施工ミスが即座に暮らしにくさへ直結するとは限らないからなのです。

外壁塗装に関して言えば、外壁に何らかの問題箇所があったとしても、外壁塗装の下の部分である壁材や断熱材がバリアー効果を発揮してくれているため、屋内の入居者は、住まいの中にいるだけでは問題を発見しにくいという要素があるからなのです。施工ミスが発見された場合には、やり直しを工務店にしてもらう必要があるわけですが、工務店の品質保障期間やハウスメーカーの補償制度を活用する事で、なるべくやり直しに関する工事費用を支払わないでも済む方向にしていきたいと考えるのは自然な発想です。ですから、新築物件の入居だからといって安心せずに、休日を利用して住まいの総チェックをすることには意義があるのです。施工ミスを発見するのは、早ければ早ければ良いですし、早ければやり直しの工事費用が無料で済む事も多いですし、住まいへのダメージを深刻化させないで済むという効果もあるのです。

外壁塗装を外観から見て、まずは亀裂が発生していないかどうかを調べます。亀裂というのは地震や台風による揺れが原因となって発生しやすいものですが、急激な温度変化すなわち太陽熱や寒冷熱あるいは凍結などが要因となって亀裂が発生してしまうこともあるのです。新築同様と言っても良い時期の住まいに、外壁に亀裂が発見されるというのは要注意です。外壁塗装は亀裂発生箇所だけに限定する事も可能です。施工済みの外壁の素材とあわせて同じ素材でやり直してもらえれば、馴染みも良く、しっかり定着します。

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