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外壁塗装の種類|外壁材・塗料・工法の特徴と選び方・手入れの方法が分かる

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外壁を塗装するための塗料には、いくつかの種類があります。主成分に応じて仕上がり具合や耐久性、価格帯などが異なります。皆さんの多くは「外壁塗装するための費用は最低限に抑えたい」と思うはずですが、例え価格が安くても頻繁に塗り直しが必要な塗料を選ぶと、長い目で見たときに結果的にコストは高くつきます。

外装材の種類に適合したもの、あるいは気候や日当たりといった住宅の立地条件なども見極めながら、最適な塗料を選択してください。

1 . 外壁材の種類

塗料の話題に入る前に、住宅にどのような外装材が施工されているのかを知っておきましょう。住宅用の外装材もいまや多様です。外装材にはどのような素材が用いられ、どのような性質があるのかを知っておくことは、最適な塗料を選択する上でも大変重要なことです。

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1-1 主な外壁材の特徴

外装材は家を飾るだけでなく、家の骨組みを過酷な自然環境から守る大切な役割があります。大まかには工場で生産する定型のボード=サイディングや、職人が現場で直接施工していく塗り壁があり、よほど特殊なものでない限り、次に挙げる種類のいずれかに該当しているはずです。

中には「たしか○○系だったような…」と、自宅に使用されている外装材についてうろ覚えの人もいるかもしれません。その場合はここで説明する外装材の特徴を確認しながら、実際にご自身の目で見て、触れて、確かめてみてください。

 

1-1-1 モルタル外壁

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セメント石灰、砂などを水で混合して作る素材を、職人が現場で塗って施工していくタイプの外壁です。築30年以上経過しているような古い建物に採用されていることが多い外壁ですが、独特なデザインを施せるため近年の住宅でも取り入れているケースが増えています。

塗って施工していくことから、目地などの切れ目は無く、決まった形状もありません。塗料の耐久性が落ちてくると、クラックや塗料顔料がチョークの粉のよう現れるチョーキング現象が出やすくなります。

 

1-1-2 窯業系サイディングボード

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セメントに木質系の繊維を混ぜて成型した、ボード状の外装材。多彩な色やデザインのものが用意されており、ほとんどが455×3030mサイズのタイプで施工すると目地ができますが、それを隠す幕板を施工しているケースもあります。

低単価でデザインも豊富なことが特徴で、シェアがもっとも高い外装材ですが、とくに寒冷地でよく発生する凍害に弱く、しっかりとしたメンテナンスが欠かせません

 

1-1-3 金属系サイディングボード

アルミやステンレス、ガルバリウム鋼板といった金属素材から作る外装材。メーカーごとにサイズは異なり、また同じ金属でも素材によって単価もかなり違ってきます。

耐久性や耐火性には非常に優れていますが、金属の性質上サビに弱く、海に近い場所に建つ住宅などに用いる場合はとくにメンテナンスに気を配る必要があるほか、表面の傷にも要注意です。

 

1-1-4 樹脂系サイディングボード

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塩ビなどの樹脂を主原料に作られるボード状の外装材。弾力があり軽量、耐用性は非常に高く、塗装なしでも30年以上の耐用年数が維持されるものもあります。

性能的には申し分ないのですが、見た目がプラスチックそのもの、というデザインのものが多いです。また高耐久性ですが、紫外線による変色や劣化には注意する必要があります。

 

1-1-5 木質系サイディングボード

木材を用いた板状の外装材で、日本家屋では古くから使用されています。木が素材なだけにマメな塗装・メンテナンスは不可欠。

天然材なら腐食や虫の取りつきなどに強いですが、かなり高価になります。見た目や手触りで容易に木質であることがわかるはずです。

 

1-1-6 ALCボード

コンクリートに細かい気泡を含ませることによって計量化したパネル式外装材。大きさは厚みによって変わり、目地をシーリング処理しながら施工するのが一般的です。

内部を鉄筋や金網で補強するため非常に頑健ですが、メンテナンスを怠るとひび割れチョーキングが発生しやすくなります。

 

1-1-7 コンクリート壁

セメントや砂などを混ぜて作るコンクリートの壁は、打ちっぱなしで仕上げる場合もあれば外装材を張って仕上げることもあります。いずれにせよ強度は抜群。とはいえ、防水機能等が失われることで壁そのものの劣化が進み、ヒビ割れ凍害が発生することもあるため注意が必要です。やはりほかの外装材と同じく、定期的なメンテナンスは施しておきたいものです。

 

1-1-8 漆喰

日本の城郭や蔵の外壁などに使われてきた材料。消石灰(しょうせっかい)砂、水などを混ぜて練り上げ、壁に塗ります。近年ではあまり採用されなくなっていますが、汚れや傷はつくものの独特の風合いが出るだけでなく温度調整の機能が高いなどの特徴があります。

 

1-2 【目的別】最適な外壁材の選び方

耐久性、デザイン性、価格帯など総合的に見ていくと、外装材にはそれぞれ一長一短があります。紹介した外装材をコスト、耐久性、デザイン性、耐震性という4つの目的別に選んでいくとすると次のようになります。

 

1-2-1 とにかくコストを抑えるなら

1平米別の価格帯の目安で見る窯業系は約3,000~1万円、金属系はガルバニウム鋼鈑が約4,000円~、アルミニウムが約5,000円~と、選択する種類にはよりますが低い価格帯のものから揃っています。モルタルや木質ボードの使用する素材に応じて低価格に抑えることが可能です。

 

1-2-2 耐久性を重視するなら

樹脂系ALC、コンクリートは非常に高い耐久性が特徴です。潮風の吹く海沿いや、強風で物が飛んできやすいような立地ではなく、サビや傷をあまり気にしなくていい条件であれば、同じように耐久性のある金属系も選択肢にで入るでしょう。

 

1-2-3 デザインにこだわるなら

圧倒的にバリエーション豊富なのが窯系。求めやすい価格帯ということもあって高いシェアを有しています。そして木質系ボードモルタル、漆喰は好みが別れるかも知れませんが、それぞれ独自の趣がある優れたデザイン性を発揮する外装材です。

 

1-2-4 耐震性能を求めるなら

一般的な外装材の中で高い耐震性を誇るのは、ALCボードコンクリート壁でしょう。近年は住まいの耐震性に注目が集まっていることを背景に、耐震性に優れた独自の外装材を開発しているメーカーもあります。

 

2 . 塗料の種類

さあ、それぞれの外装材の性質を把握したところで、いよいよ塗料の説明に入ります。

外装材に相応しいものを選ぶのはもちろん大切ですが、冒頭に書いたように価格など様々な条件も総合的に考慮しながら選んでいきましょう。また、同じ素材の塗料でもメーカーによって特徴が異なります。塗料の種類によって塗り替えすべきサイクルなども変わってきますので、どの塗料がベストな選択肢なのかは、慎重に検討しなければなりません。

 

2-1 代表的な塗料4種類の特徴を知る

外壁塗装に用いる塗料はまさに百花繚乱。たくさんの種類が販売されていますが、代表例として挙げられるものが次の4種類です。

■ アクリル系

重ね塗りしやすく、光沢があって発色しやすい塗料です。もっともリーズナブルですが耐用年数は短く、こまめな塗り直しが必要になるため、最近では外壁メンテナンス用としてあまり活用されなくなってきました。

■ ウレタン系

柔らかく密着性に優れており、細かい箇所や曲面にも対応できることから複雑なデザインの外壁塗装にも適しています。また様々な種類の外壁材と相性が良いことが特徴です。木材にも塗装でき、耐用年数も長めです。仕上がりに独特の光沢感が出るタイプが多いので、色合いにこだわる人は仕上がり具合を確認してから使用しましょう。

■ シリコン系

耐用年数が長く、耐久性や耐水性に優れており、透湿性に富んでいます。結露が発生しにくく、躯体へのダメージ軽減も期待できるため、トータルで住宅メンテナンスのコストを削減できるとされる、コストパフォーマンスの観点からも抜群の人気の塗料です。

■ フッ素系

耐熱性や耐寒性が高く、紫外線にも強いことからあらゆる気候に対応します。高性能で耐用年数も非常に長いのですが、その分コストが高いのが難点です。

 

2-1-2 それぞれの耐用年数と費用

まずはもっとも肝心なポイントである各塗料の耐用年数と大体の費用を見ていきましょう。金額は1平米単価で、3回塗り分として計算しています。

■ アクリル系 4~7年 1,000~1,800円

■ ウレタン系 6~10年 1,500~2,500円

■ シリコン系 8~15年 1,800~3,500円

■ フッ素系 15~20年 3,500~5,000円

 

2-1-3 塗料の選び方は?

それぞれの塗料の特徴や耐用年数、価格帯はこれまで紹介した通りですが、そのほか諸々の条件を総合的に判断して塗料を選んでいきましょう。

例えば、いまメンテナンスしようとしている住宅には、あと何年住む予定ですか?先々転居することを考えているならば、高い費用をかける必要はありません。あるいは小まめに塗り直しを楽しみたい人であれば、あまり主流ではなくなったアクリル系塗料を採用してもいいかも知れません。

長く住む予定である場合は、外壁だけでなく屋根雨戸など、ほかの箇所のメンテナンスも考慮して予算を組んでいく必要があります。

もちろん仕上がりも大切。各メーカーのそれぞれの塗料が、実際どのような仕上がりになるのかをサンプルなどでぜひ確認しておきましょう。

それらを総合的に考慮することで、どの塗料を選択するべきか、答えを導き出せるはずです。

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2-2 カテゴリーによる分類

ホームセンターなどで商品棚に並ぶ塗料は、上の4種類以外にも「水性・油性」「ツヤあり・ツヤ無し」といった種類=カテゴリーに分類されています。それぞれにどのような違いがあるのかを知ることで、塗料をより深く理解できるようになります。

塗料は次の4つの成分で構成されています。

1. 顔料…色付けやツヤを決める成分。

2. 合成樹脂…耐久年数に関わる成分。先に紹介したアクリルやウレタン、シリコン、フッ素は、この合成樹脂の種類のこと。

3. 希釈剤…個体である塗料の成分を溶かして液体にする成分。油性と水性がある。

4. 添加剤…ツヤ調整やタレ止めなどといった、塗膜に特別な機能を持たせるための成分。

塗料は上記のそれぞれの各成分の品質とグレード、あるいは成分を含有しているか・いないかなどによってカテゴリーが決まります。

では、カテゴリーによって塗料はどのような違いがあるのかを説明していきましょう。

 

2-2-1 油性と水性の違い

油性塗料にはシンナー等の有機溶剤、水性塗料には水が希釈剤として使われます。どちらも塗装作業後に乾燥させることで蒸発し、ほかの成分が壁面を覆うわけです。

油性塗料に使われる有機溶剤は、安定した高耐久の塗膜を作る力に優れています。

また気温などに関係なく乾燥が早いことや、素材を選ばす塗装できることもメリットといえるでしょう。

その有機溶剤の難点は悪臭です。臭いだけでなく健康に悪影響を及ぼす危険性があり、シックハウスの原因成分ともされる揮発性有機化合物が含まれていることもあり、使用するには近隣や屋外に飼っているペットなどには細心の注意を払う必要があります

そして有機溶剤には高い引火性があります。使用時にはもちろん保管場所管理方法にも十分に気を付けなければなりません。

一方で、水性塗料は刺激臭や刺激物質の排出が大きく軽減されるメリットがあります。引火性も低く、管理も比較的容易なので、油性塗料よりも手軽で使いやすいというのが大きな利点でしょう。

ただし、気温が低いときは油性塗料よりも乾燥に時間がかかりますまた、乾燥後は雨に打たれても塗装が溶ける心配はありませんが、乾燥する前は溶け落ちてしまいます。ですから暖かい時期であっても、作業はどうしても天候に左右されてしまいます。

また水性塗料は、窯業系サイディングやモルタルなどには馴染みやすい反面、アルミやステンレスなどの金属部分には密着しにくい性質があります。

 

2-2-2 ツヤの有無

塗料にはツヤの違いもあります。その違いは5種類に分類され、ツヤが少ない順から

■ ツヤ消し(マット)

■ 3分ツヤ

■ 5分ツヤ(半ツヤ)

■ 7分ツヤ

■ ツヤあり(7分以上の光沢)

があります。

色だけでなくツヤの程度も、それぞれの好みに左右される要素です。

市販されている塗料は光沢度70%のものが多いのですが、「ツヤ消し材」「ツヤ調整材」という添加剤を混ぜることで光沢を抑えられます。

しかし、この添加剤を混ぜることで塗料の耐性が若干落ちるとされています。使用するときは、その点を考慮しておかなければなりません。

水性塗料にはツヤ消しのタイプが豊富で、こちらは耐久性に問題はありません。ただ光沢度は落とすことはできても、増すことはできないため、塗装する前には慎重に仕上がりを検討する必要があります。

 

2-2-3 1液型と2液型

油性と水性、どちらの塗料も、それぞれ1液型と2液型の2タイプに分類できます。

1液型は塗料が1つの缶にまとまっています。2液型は缶が主剤と硬化剤の2つに分かれていて、作業の直前に混合して使用します。

1液型の方がより手軽に使用でき、2液型よりも価格が安いなどのメリットがありますが、保管できる期限が短いものがほとんどです。

2液型は取り扱いが難しく価格も高い一方で、耐用年数は1液型より2~3年程度長いものが多く、金属なども含め、より多様な素材に使用可能です。価格は1液型より高く、一度主剤と硬化剤を混合すると保存が効かないため、使い切る必要があります。1液型の場合、残った塗料は後日でも使えます。

 

2-3 その他付加機能を備えた塗料

耐久性や塗りやすさ、色合いなどなど、塗料には選択する上での基本品質、希望に見合うグレードがあります。そこに添加剤などを配合することで、基本品質以外に特殊な性能を付与している塗料もあります。

 

2-3-1 セラミック

セラミックビーズで熱を遮断して断熱効果を発揮する、親水性を高めて外壁を汚れにくくする、陶磁器の材料で石材のようなデザインができるなど、セラミック塗料には様々な機能を持つタイプがあります。

使用すると省エネ効果、光熱費削減に期待ができますし、意匠性の高いゴージャスな外観にもできます。

セラミックにはシリコンよりもフッ素を配合した方が耐久性が高まる性質があるので、セラミック塗料は含まれている合成樹脂の種類に応じて約10〜20年と耐用年数に幅があります。

セラミック配合塗料を施工する際の費用の目安は、1平米あたりおよそ2,500〜4,500円程度。施工に手間がかかる石材調などのデザインにする場合は、5,500〜1万5,000円程度かかるでしょう。

 

2-3-2 遮熱塗料

暖気や冷気の出入りを抑えることで室内の温度上昇を抑える断熱塗料に対して、太陽光を反射させることで室内の温度上昇を抑えるのが遮熱塗料です。とくに夏場などは室内温度を快適に保つことによる省エネ効果のほか、太陽光による外壁の劣化の軽減に期待できます。一方で、冬場の室内の保温効果は期待できません

塗料にはいくつかの種類があり、おおむね1平米あたり4,000〜5,000円が費用の目安です。セラミック塗料にも遮熱効果のあるタイプがあります。

耐用年数はほとんどの塗料が10〜20年ですが、塗面が汚れてくると遮熱が低下します。ですので汚れが付きにくいタイプを選ぶのを忘れないようにしましょう。

 

2-3-3 ラジカル塗料

「ラジカル」とは酸素や水、紫外線などが触れることで顔料に発生する劣化因子のこと。この発生を抑えることでチョーキング現象の防止や防汚性、防カビ性を発揮する塗料です。

主成分の光安定剤や高耐候酸化チタンなどがラジカルの発生防止に威力を発揮し、耐用年数は8〜16年。注目したいのはそのコストパフォーマンスで、価格帯の目安はおおむねシリコン塗料程度、1平米あたり2,200〜4,000円ですが、耐久力はフッ素塗料とほぼ同等です。

近年開発された注目度の高い塗料ですが、主成分の高耐候酸化チタンが白色顔料であり、濃い色のタイプが無いなど、デザインに制限があります。

 

3 . 工法の種類

塗料の種類が複数あるのと同じように、外壁塗装の工法も様々です。そして、外壁の種類によって適正な工法は違います。工法に関する知識は、塗装を依頼した業者が工法通りに施工しているかどうかを確認する上でも大切になります。

3-1 3つの塗装工法の特徴とメリット・デメリット

外壁の塗装工法は次の3種類があります。

■ ローラーを使用

■ 吹き付け

■ 刷毛(はけ)を使用

 

3-1-1 ローラー工法

毛やスポンジ状のローラーが付いた専用ツールを使って行う塗装で、外壁塗装ではもっとも多く用いられている工法です。

<メリットとデメリット>

ローラー部分が長いタイプのツールを使うと外壁の広い面を一気に塗装できます。また、作業時に、ほとんど音がしないので、近隣に気兼ねすることなく作業できるのも特徴です。塗料をあまり飛散させることなく作業できる点もメリットと言えるでしょう。

一方で、広い壁面については塗装しやすいものの、隅や細かい箇所を塗るには不向きです。また塗り方によってはムラが発生しやすい点がデメリットです

 

3-1-2 吹き付け工法

空気圧を利用して、エアガンなどで噴射させる塗料を吹き付けて塗装する工法です。吹き付け塗装は単に着色するだけでなく、技術や塗料によって次に紹介するような多彩な仕上げ方が可能です。

■ リシン模様

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細かな石を混ぜてアクリル系塗料やシリコン系塗料を吹き付け、凹凸模様が出るように仕上げた模様です。低コストですが耐久性が低くなるのが難点です

■ タイル模様

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合成樹脂などの結合材にけい砂、寒水石などを混合した粘土のようなタイルを主材のベースに吹き付けたあと凹凸模様の下地を作り、さらに塗装して仕上げる工法。表面の仕上げはローラーコテなども使用します。

 小粒タイル模様

タイル工法の応用で、細かな凹凸の模様を入れて下地を仕上げることも可能です。

 タイルヘッドカット

吹き付けたタイルをローラーで潰し、玉の頭が潰されたような状態になるためヘッドカットという名が付いた工法です。

 スタッコ模様

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骨材に石炭や大理石、砂や貝殻などを使用し、合成樹脂エマルション系といった仕上げ塗材などを使用する、リシン塗装をより厚塗りしたような完成になる工法です。リシンと比ベてより立体的で、デザイン的に重厚感や高級感が出るだけでなく、厚さがあるのでより高い耐久性も備わっています。

適正に工事をすれば10年程度は持ち、20年以上経過しても劣化を感じさせない仕上がりの例も見られます。ただ仕上がりがゴツゴツとなることから汚れが溜まりやすく、再塗装が難しくなってしまうのが難点です。

 スタッコヘッドカット

タイルヘッドカットと同じく吹き付けた後にコテ・ローラーで押さえて、玉の頭が潰されたような状態に仕上げていきます。

<メリットとデメリット>

広い面を一気に塗装できるという点で作業時間を大幅に短縮でき、手塗よりもムラを少なく塗装できるのがメリットです。

実践するためには当然専用の機器を用意する必要があり、メンテナンスも欠かせません。そして機械が騒音を出すため作業時間に制限が出てしまうことになります。細かい箇所への塗装は難しく、塗料が飛散しやすいのがデメリットです。

 

3-1-3 刷毛工法

筆に似た刷毛(はけ)を使った塗装です。刷毛にも用途に応じてたくさんの種類があります。

<メリットとデメリット>

隙間や枠など、塗装面積の狭い部分では手先の細かな動きが求められます。このような場所を塗るときには、ローラーや吹き付けでは上手く仕上がりません。

その点、刷毛であれば、きれいに塗ることができます。細かな仕上げがメリットといえる塗装ですね。

一方で一度に塗れる面積が小さく、ムラなく塗装するには相当な熟練技術を要するのも刷毛の特徴です。ですから広い面を塗装するには不向きで、これがデメリットといえるでしょう。

 

4 . 希望をかなえるためには基礎知識を備えましょう

「外壁の種類」、「塗料の種類」、「工法」と、外壁塗装するにあたって知っておくべき3つのカテゴリーについて説明しましたが、単に塗装とはいえ、いろいろと奥が深いことをご理解いただけたかと思います。

各カテゴリーで説明していることは、それほど難しい内容ではないと思います。ここで説明したことが業者にあなたの希望を伝えることをはじめ、こまごまとした打ち合わせを積み重ねていく上で役に立つかと思います。

いまだに悪質な業者もはびこっているという噂は後を絶ちません。また悪徳とは言えないまでも、業者のレベルも様々です。何も知らずに塗装を依頼するよりははるかにスムーズで希望に沿った完成に近づいていただけるでしょう。

 

 

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