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外壁塗装の適正な日数とは?工事短縮のベストシーズンも解説!

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外壁塗装を検討している場合、どれくらいの日数で工事を終わるのか気になるところでしょう。

家の周りに足場を設置するため、窓からの眺めは遮られてしまいます。常に家の周りに人がいる状況にもストレスを覚えるかも知れません。そのため、誰もができるだけ工期を短縮したいと考えるはずです。

今回は、外壁塗装にかかる日数に焦点を当てて解説します。

 

1 . 外壁塗装の各工程の必要日数

一般的な外壁塗装には、30坪前後の2階建て住宅でおよそ7~10日間かかります。

注意しなければならないのは、工事をする日数がこれだけかかるということ。休日や祝日を挟む場合は工事がストップするため、その分工期は伸びます。よって2週間程度はかかると考えておくといいかも知れません。

外壁塗装に加えて屋根塗装の工事も一緒に行う場合は、その作業に3~4日程度かかるので全体の工期は10~14日程度になります。

no49_01

工事期間中に1日休日を挟むなら工期が1日延びることになりますが、土日休みを2回挟むなら4日延びる計算になります。そのため、全体で12~18日間の工期になると考えられます。

それでは外壁塗装の具体的な工程とそれにかかる日数を見ていきましょう。

 

1-1 足場の設置

外壁塗装や屋根塗装を行う場合、足場の設置は必要不可欠です。

不安定な足場では労働災害などのトラブルが発生するリスクが高まる上、塗装そのものの品質の低下にもつながるため、足場の設置は丁寧に行う必要があります。

また、足場の設置と一緒に、飛散防止シートを張る作業も加わります。これは隣家などに塗料の飛沫を飛ばさないための配慮です。

一般的な2階建て住宅の場合、この工程は基本的に1日で完了することが多いです。しかし、場合によっては期間が1~2日分増えることもあります。

トラスト_外壁塗装の足場の設置

 

1-2 高圧洗浄

外壁塗装を行う前に、しっかりと塗装面をキレイにする必要があります。外壁は何年も雨ざらしになっていたため、ホコリや汚れが付着しているだけでなく、カビやコケなどが生えていることもあります

それらを洗い流さずに塗装すると、すぐに塗膜が剥がれてしまうなどのトラブルが発生する恐れがあります。また、外壁に残っている旧塗膜も洗い流す必要があります。

基本的には1日かけて洗浄を行います。しかし、洗浄が終わったらすぐに塗装に移る訳ではありません。高圧洗浄には水を使うため、塗装面を乾燥させる時間が必要になります。これに1~2日程度かかるので、合計で2~3日必要です。

外壁の汚れがひどい場合や外壁が特殊な形状をしている場合は、手で洗浄する必要があるため、さらに時間がかかることもあります。

ペイントドクター_外壁の高圧洗浄

 

1-3 下地処理

洗浄が終わったら、今度は下地処理を行います。

外壁は何年も風雨にさらされているため、劣化が進んでいます。外壁に亀裂が入っていたり、外壁材が欠損していたりすることもあるでしょう。金属部分にサビが出てくることもあります。その上から塗装してしまうと、すぐに塗膜が剥がれてしまい、塗装する意味がなくなってしまいます。

また、一般的な家屋の場合、窓枠などのサッシ部分にコーキング材が使われています。実際に見てみると分かるのですが、水を通さないゴムのような柔らかいものが隙間を埋めているはず。これがコーキングです。

コーキングには、外壁とサッシ部分の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ目的があります。しかし、これは耐用年数が10年程度と言われており、外壁材よりも耐用年数が短いのが一般的です。

経年劣化すると、柔らかかったコーキングが徐々に硬化していき、ヒビ割れするのです。すると、そこから雨水が浸入し、雨漏りの原因となります

このため、コーキングの打ち替えや打ち増しをしていく必要がある訳です。

これらの作業が下地処理です。外壁の劣化がひどくない場合、作業は1日もあれば終わるでしょう。

tera_シーリング

 

1-4 コーキング

サイディング外壁やALC外壁はパネルを組み合わせて大きな外壁を作っており、継ぎ目部分に1~2cm程度の隙間が生まれます。これを目地と呼びますが、ここから雨水が入らないようにコーキングする必要があります。

前述の通り、コーキング材の耐用年数は約10年。そのため、外壁塗装をする際に打ち替えや打ち増しを行う必要がでてきます。

このコーキング工事作業は2日以上かかるケースも多くあります。

 

1-5 下塗り

下地処理がすべて整ったら、塗装の工程に入ります。塗装する前に玄関ドアや窓のサッシ部分、庭の植木や車など、塗料が付着してはいけない部分をマスキングテープやビニールシートで養生していきます。この作業には半日程度かかります。

養生が住んだら、いよいよ下塗り作業を行います。

下塗り用塗料は中塗り・上塗り用塗料(仕上げ用塗料)とは別で、下地を補強しつつ仕上げ用塗料との密着性を高めるためのものです。外壁材の経年劣化がひどい場合は下塗りを2回行う場合もあります。そのため、必要日数は養生も含めて1~2日程度といったところでしょう。

また、下塗り用塗料が乾燥しきらないうちに中塗りを行ってしまうと、下塗り用塗料が十分な塗膜を作れず、塗装の剥がれに繋がります。そのため、十分な乾燥期間を設けることが大切です。

トラスト_外壁の下塗り

 

1-6 中塗り

下塗りが乾燥したら、今度は中塗り作業を行います。

一般的には中塗りと上塗りでは同じ塗料を使い、塗料の性能をしっかりと発揮するために2回塗装します。また、中塗りには下塗り塗料の色を消しつつ、上塗り塗料との密着性を高める目的もあります。

この作業におよそ1日かかります。下塗りと同様、中塗りも十分な乾燥期間を設けることが大切です。

tera_中塗り

 

1-7 上塗り

上塗りは再度仕上げ塗料を塗っていくことで、塗料本来の雨や紫外線への耐久性を高め、外壁の劣化を抑える目的があります。また、仕上げ塗料を2回塗ることで中塗り時にできた気泡を消し、色ムラの発生を抑える効果もあります。

この作業にもおよそ1日かかります。

tera_上塗り

 

1-8 確認作業

下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装が完了したら、施工会社や職人さんによる自主点検が行われます。塗装の色ムラや塗り残しがないかどうか、希望通りの塗装が行えているかを確認したら、施主立ち会いの元で施工検査を行います。

このとき、気になる場所があるようなら、その場で伝えて手直ししてもらうようにしてください。

点検は1日で済むことがほとんどです。

 

1-9 足場解体

点検もすべて終えたら、足場を撤去して工事は完了です。建物周囲のゴミを集め、清掃して元の状態に戻します。足場の解体はおおよそ半日程度で終わります。

 

2 . 工期を短くする方法

塗装工事は長い場合で2週間以上もかかることがあります。その間、ずっと家の周りに職人さんがいるのは落ち着かないかも知れません。

しかし、適切な作業をするには適切な職人さんの数と日数が必要です。無理をして工期を短くしても手抜き工事をされる危険性がありますし、品質の低下を招く恐れもあるためオススメはできません。

ここでは、少しでも工期を短縮させるためのの方法をご紹介します。

 

2-1 職人の数を増やす

あまりにも工期が長い場合、職人さんの数が足りていない場合があります。外壁は面積が大きいため1人で行うよりも2人で行った方が効率的です。

そのため、人員が少ないと感じたら職人の数を増やしてもらうようにしてください

1人で作業して4日かかる場合、2人で作業をすれば2日で終わる計算になります。

しかし、職人さんの数が多過ぎると人件費が増えるばかりで効率が良くならないのでオススメできません。

 

2-2 塗料の乾燥に適した春・秋に依頼する

高圧洗浄の後や塗装の後に十分な乾燥期間を設ける必要があることは、すでに説明しました。

この乾燥期間は天候や気温、季節によって左右されます。雨が降っていれば塗装作業は中断されますし、晴れていれば早く乾くこともあります。

そのため、春や秋に塗装工事をすることをオススメします。冬は気温が低く、日照時間が短いため、ほかの季節と比べて乾燥に時間がかかります。夏は湿気が多いために塗装作業に適した季節とは言えません。

春や秋は乾燥する時間を短くでき、結果的に工期を短縮できる可能性が高まります。

 

3 . 工事日数が伸びるケース

ここまで、工期を短くする方法を紹介してきました。

しかし、思わぬ要因で工期が延びてしまう場合もあります。以下、工期が伸びてしまう原因について見ていきましょう。

 

3-1 外壁の汚れの程度がひどいとき

外壁の汚れや劣化がひどい場合、どうしても工期が延びてしまうケースがあります。外壁は雨ざらしになっているため、ひび割れや欠損などの劣化が進んでいることがあります。また、カビやコケなどの汚れがついている場合、それらをキレイに落とすのに時間がかかります。

通常、高圧洗浄は1日で終わる作業ですが、場合によっては2日以上かかってしまうことがあることも覚えておきましょう。

 

3-2 雨風が続く・湿度が高いとき

塗料に水が混ざってしまうと、塗料が持つ本来の性能を発揮できません。その原因となるのが、雨や湿気です。

塗料が乾く前に雨や湿気に触れると、塗料が薄まってしまい、耐久性が失われます。また、風が強いと塗装面にムラが生まれてしまうことも考えられます。

そのため、梅雨の時期や台風がよく訪れる時期などに塗装工事を行うと、工期が長引いてしまう恐れが高まると言えるでしょう。

 

3-3 光触媒など特殊な塗料を使うとき

塗装工事には塗料を乾燥させる期間が必要不可欠です。そのため、乾燥に時間がかかる塗料を使えば、それだけ工期が延びることになります。

塗料メーカーから発売されている塗料には適切な乾燥時間が定められています。一般的には23℃前後で3~6時間程度の乾燥時間が必要になります。これよりも長い乾燥時間が必要な塗料を使用する場合、工期が長引く可能性が出てきます。

 

4 . 工事日数に関するトラブルを避けるために

「思ったよりも工事が進まず、工期が長引いている・・・」

ここからは、そんなトラブルを避けるための方法を紹介します。

 

4-1 あらかじめ工程表を用意してもらう

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塗装工事を依頼するときはあらかじめ業者に工程表を用意してもらいましょう。どれくらいの人数で、どれくらいの日数がかかるのか、どの工程に何日割り振っているのかが分かれば、その工事が適切な日数で行われているかどうかが分かります。

日数だけではなく、作業人数も出してもらうといいでしょう。それによって、人員を増やしてもらったり、減らしてもらったりなどの対策が取れます。

 

4-2 毎日作業報告書を受け取る

工期日数に関するトラブルを避けるには、毎日職人さんに作業報告書を提出してもらう方法も有効です。あらかじめ用意してもらった作業工程表作業報告書を見比べれば、スケジュールが遅れがないか確認できます。

また、一日の作業内容と進捗状況が分かるので、進捗が遅れている場合でもその理由を知ることができます。

 

4-3 作業現場を見に行く(職人に緊張感を与える)

施主が頻繁に作業現場を見に行く方法も効果的です。作業内容によっては職人さんが1人で仕事をしていることもあります。人目がないと怠けてしまうケースもあるでしょう。

そのため、施主が定期的に見に行くことで職人さんに緊張感をもって仕事をしてもらうことができます。

工期に関するトラブルを避けることだけでなく、品質の向上にもつながると言えます。

 

5 . 日数について、一人で悩まずに業者に相談してみましょう

今回は外壁塗装の作業内容と必要な日数を紹介しました。

初めての外壁塗装の場合はとくに、見積書を受け取って作業スケジュールを聞かされても、どうしてそれだけの期間が必要なのかを理解することは難しいかも知れません。しかし、1つひとつの作業に必要な日数を把握すれば、工期の理解につながり、結果的に業者とのトラブルも回避できるはずです

外壁塗装にかかる日数について、もし何か気になることがある場合は、一人で悩まず業者に相談してみるといいでしょう。

 

 

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